楽しい楽しいキャンプですが、夜寝る時に「あれ?寝られないなぁ」とか、朝起きて「うう、体が痛い」という経験はありませんか?
キャンプではテント泊、寝袋といった睡眠の環境がいつもと異なるので、寝られなかったり、体が痛くなったりしても仕方が無いのですが、特にマットによる睡眠への影響は非常に大きいと言えます。
そこで、今回はぼくがいろいろ試した中で一番睡眠の効果が高い、お気に入りのマットをご紹介します。
このマットを使えばキャンプにおける睡眠が劇的に改善され、翌朝も快適な目覚めが約束される事間違いなしです。
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Contents
キャンプの睡眠時にはインフレータブルマットがおすすめ
キャンプにおける睡眠時には銀マットからウレタンマット、エアベッドやコット等いろんな種類のマットがあります。
それぞれに特性がありますので、価格だったり寝心地だったり、はたまた収納しやすさだったりと、まずは自分自身がマットに何を重視するのかを考えて選ぶようにしましょう。
例えば、とりあえず寝られれば良い方は銀マットでも何でも良いですし、むしろ何も使わない選択肢もあると思います。
実際にぼくの友人の中には何も使っていない方もいるぐらいです。
ぼくは絶対無理ですけど…
ぼくは翌日も全力で遊ばないといけないので、疲れている暇はないんですよね。
という事で、一番熟睡できて、体力が回復するマットがぼくの選択肢となるのですが、いろいろと試した結果インフレータブルマットという結果に落ち着きました。
銀マットに比べると値は張りますが、その価格差以上に快適な睡眠を約束してくれます!
ぼくと同じようにキャンプ中であっても睡眠の質を求める方には、絶対インフレータブルマットをお勧めします。
インフレータブルマットとは
インフレータブル(Inflatable)という言葉は、日本語でいうと膨らますことができるという意味です。
つまりマットとして使用するには、空気を入れなければならないという事なんですね。
ここまでは普通のマットと同じなのですが、他のマットと決定的に異なる点は空気の入れ方にあるのです!
通常のマットでは、口から直接空気を吹いて入れる、あるいは空気入れで空気を入れますが、このインフレータブルマットは栓を開けると自動で空気が入ってくる仕組みとなっています。

写真の様に栓を開けてしばらく放っておくと、勝手に空気が入ってきて膨らみます。
その間は何もしなくてもよいのです。
なんて楽チンなんでしょう!
キャンプ中は遊んだり、食事の準備をしたりと、実は結構忙しいんですよね。
空気入れの時間なんてもったいないので、ここは放置してもっと遊ぶ時間を確保しましょう!
ちなみに満足いくまで膨らむまでは10分程度と、実は意外と時間がかかります。
とは言っても、遊んでいるうちに栓だけ外して放置していれば勝手に空気が入っているので、テントを立てたらすぐにやっておきましょう!
DOD「ソトネノサソイ」が特におすすめ
そんなインフレータブルマットの中でも、ぼくも使っているDOD「ソトネノサソイ」が特に素晴らしいと思いますので、その優れている点をご紹介しましょう。
分厚いので体にフィット
通常インフレータブルマットといえば、マットの厚さが2~3㎝のものが多い印象です。
ぼくがおすすめしているDOD「ソトネノサソイ」は、マットの厚さが更に厚い4.5㎝!
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出典:DOD
もはや家の布団と遜色ありません。
実際に使ってみた感想ですが、厚いけど柔らか過ぎず、体にしっかりとフィットする印象です。
マットにおけるフィット感は、でこぼこの体をそれぞれのポイントでしっかり支えている証拠なんです。
例えばフローリングに寝てみると解りやすいのですが、腰周辺に大きな空洞を感じませんか?
これはフィットしていないからなんです。
で、フローリングで寝ると一発で体が痛くなりますよね?
それはある一点で力を受けているからなんです。
一方で、例えば包み込まれるようなフィット感抜群のベッドの場合、肩やお尻など出っ張っている部分をしっかりと吸収してくれるので、肩、腰、お尻と均一に力が分散されとても快適に寝ることができるのです。
つまり、このフィット感こそが快適な寝心地に繋がっているんです。
「ソトネノサソイ」はこの厚いマットでフィット感を作り出しているので快適なんですね。
この厚さですが、自動で入る空気だけで作られている訳ではありません。
中身がスポンジになっているので、マットが柔らか過ぎずしっかり支える構造となっているのです。
ここまでくると、もはやキャンプ道具の域を超えてしまったと言っても過言ではないです。
専用シーツが付いているのでいつも清潔で快適

突然ですが、現在何かしらのマットを使われている方に対して質問です。
そのマット洗ったことありますか?
どのマットもそうですが、基本的には洗えないんですよね。ビニール製だと水で流すことはできますが、きれいに洗えているかもわかりませんね。
特に夏場ですが、寝袋に入って寝る事はほぼなく、基本的にはマットにタオルケット等で寝ることが多いと思います。
それでも汗かいたりしていますよね?
結構その汗がマットに染み込んでいますよ。
また、時には小さいお子さんがいるご家庭では、おねしょなんかもあったりしますよね。
うちでは2泊のキャンプで、1日目はお姉ちゃん、2日目は妹ちゃんがおねしょをやってしまった事もありました。
もはやおしっこだらけのマットです。
きれいに拭いたとしても、洗えないのはやっぱり何か抵抗がありますよね。
「ソトネノサソイ」には専用シーツが付属で付いていますので、キャンプ後、家に帰ってシーツを洗うことができます。
そうすると次のキャンプでもきれいなシーツで寝られるので、清潔で気持ちいいです。
横にすれば4人でも寝られる大きさ
「ソトネノサソイ」にはS・M・Lの3種類のサイズがあり、Sは1人用、Mは2人用、Lは3人用を想定して作られています。
Lのサイズは縦192cm×横140cmなんですが、ファミリーキャンパーには是非Lサイズを使ってもらいたいと思います。
その理由は、横にして寝ると家族4人であれば何とか全員が寝られるからです。

うちの家族で見てみましょう。
嫁、娘(小3、小1)の3人に寝てもらいました。
少し詰めすぎた感はあるものの、もう一人のスペースもありますし、一人ひとりのスペースを見るともう少し広く取れそうです。
大人は足がマットからはみ出してしまいますが、頭から膝ぐらいまでがマットの上にあれば気にせず寝られます。
という事で、4人まではLサイズで決定です。
5人以上は難しいと思うので、もうひとつ購入するか、あるいはお父さんが我慢してマットの外で寝てください(笑)。
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エアベッドとの比較
ここで定番のエアベッドとの比較をしてみたいと思います。
なぜエアベッドを比較対象としたかですが、これまでぼく自身がエアベッドを使っていた実績があり、両方とも熟知しているからです。
割れて空気が抜けてしまう心配がない
エアベッドに空気を入れると、子供たちはトランポリンと勘違いしてぴょんぴょんジャンプするんです。
これは子供連れでキャンプをしているご家庭なら誰しもが経験しているキャンプあるあるではないでしょうか?
これまで幸い破裂したことはありませんでしたが、いつ破裂するかドキドキしていました。
そのせいもあってか、最近では空気を入れても少しずつ抜けて萎んでいくので、朝起きたころには結構ふにゃふにゃになっているのです。
エアベッドだと、どうしても子供のおもちゃになってしまう心配がありますが、インフレータブルマットの場合、見た目が完全にマットなので、おもちゃになることはありません。
つまりエアベッドの様に飛んだり跳ねたりしないので、割れる可能性は格段に低くなるのです。
割れてしまうともうそのキャンプでは寝られませんからね。
この安心感は代え難いですね!
空気入れの電池の残量を心配しなくてよい

エアベッドには必ず空気を入れるという行為が必要です。
大きさはダブルベッドぐらいあり、且つ10~15cmぐらいの厚みがあるので、口で空気を入れるのは不可能で、空気を入れる道具がないと、寝床を作ることができません。
口で入れようと思うと、酸欠になるのが目に見えていますね。
となると、やはり強力な空気入れに頼らざるを得ないのです。
このような強力な空気入れには当然電池が必要で、これがないとマットが膨らまないため、常に電池の残量を気にしておかなければなりません。
電池の残量がなくなり、更に予備電池も持ってないとなると、空気が入らず「アウトー」となり、今日の寝床を失うわけです。
これも結構怖いですよね。
一方でインフレータブルマットは、栓を開けると自動的に空気が入る仕組になっているので、空気入れも不要です。
待っていれば勝手に寝床が完成しているんです。
これだと電池の残量を気にする必要ないですね!
また、電池を使わないので、「エコ」ですよね。
キャンプの目的は自然に触れ合い、自然に還ることなので、極力文明を使わない方が楽しく過ごせますしね。
また、災害時に仮にどこかに避難するという事態が発生したとしても、同様に空気入れ等の道具を使わずにマットを膨らますことができるため、寝床だけはちゃんと確保ができるのでめちゃくちゃ安心できます。
誰かが動いても揺れる事がない
空気のみで膨らんでいるエアベッドは、一緒に寝ている人が動くことで形状が大きく変化します。
その衝撃で起こされてしまうことがあるくらい、エアベッドで寝ると、人の動きに左右されるのです。
一方、インフレータブルマットの場合、エアベッドと同様に空気が入るものの、空気のみで膨らましているわけではありません。
大部分がスポンジで構成されているため、このスポンジ部分で動いた時の圧力を吸収してくれ、誰かが動いたとしても激しく揺れる事はありません。
気持ちよく寝ていたところを一緒に寝ている家族が動いた衝撃で起こされてしまったり、逆に自分がトイレに行こうと起きた時に子供を起こしてしまったりなんてことを防げるので、エアベッドを使っているファミリーキャンパー全員におすすめしたいアイテムですね。
DOD「ソトネノサソイ」のデメリット
ソトネノサソイがどれだけ良いかを見てきましたが、デメリットについてもご紹介していきます。
収納サイズが大きい

この写真は我が家で使っているエアベッドとソトネノサソイの収納時の大きさを比較したものです。
エアベッドはほとんどが空気なので収納時はかなりコンパクトになります。
一方でソトネノサソイは中のスポンジ部分もあるので、エアベッドほどは小さくなりません。
従って、家での収納時や車に乗せて運ぶ時にはその影響を受けますので、そのスペースが確保できているかをちゃんと見極めてから購入するかを決めましょう。
下に大きい石があると凸凹感が気になる
ソトネノサソイは厚さが4.5mmあるので、少しぐらいのでこぼこは気になりません。
とはいえ、下に少し大きめの石があると、その凸凹感や硬さを感じてしまいます。
なので、下に石がある場所での利用時には事前に石を取り除いたり、別のテントマット等を下に敷いて使うようにしましょう。
気持ち良すぎて必要以上に寝てしまう(笑)

最後のデメリットですが、気持ち良すぎるので寝すぎてしまう事です。
キャンプの時はいっぱい遊びたいですし、どうせなら早起きして、たっぷりと自然を感じたいと、少なからずぼくは思っています。
しかし、このマットで寝ると快適すぎて、いつまでも寝ていたくなるほど…どころか、実際に目が覚めないことすらあります(笑)
ちなみにうちの奥さんがまさにその例で、「キャンプで初めて一回も起きなかった。気持ち良すぎてキャンプに来ているのを忘れていた」と言って寝坊していました(笑)
そのあまりの寝心地の良さに早起きを阻む強敵にもなりますので、早起きをしたい方にはソトネノサソイをおすすめできないかもしれませんね(笑)
そのくらいに快適ですので、キャンプシーンだけでなく、普段の生活の中でお友達が遊びに来た時も使えますよ!
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まとめ
ソトネノサソイがあれば、キャンプとはいえど、普段とほぼ変わらない寝心地で寝ることができ、キャンプ二日目の朝を気持ちよく迎えることができます。
夜しっかり寝ることができれば、前日の疲れも吹き飛び、本来のキャンプの目的である楽しむことに専念できます。
キャンプでも快適に寝たい!そう思う方は是非ソトネノサソイを使ってみてください!
必ず満足できる睡眠を手に入れることができると確信しています。
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