あなたがこのページにたどり着いたという事は、キャンプにも慣れてきて、「次のキャンプで、この前友達がダッチオーブンを使って作ったローストチキンをオレも作りたい!」と思いダッチオーブンを探していたからじゃないですか?
その気持ちよくわかりますよ。
だって、ぼくも同じ動機で買う決心をしたんですもん。
友達が作っていたローストチキンやアクアパッツァ、焼き立て花まるパンにどれだけ憧れたか!
キャンプ場に行く度に、人がダッチオーブンで料理しているのを見て、いつも「いいなー、欲しいなー」と思っていました。
そして、ようやくダッチオーブンを買う事を決心し、いろいろ調べた結果ユニフレームのダッチオーブンにしました。
それからかれこれ5年程愛用しています。
ぼくにとってダッチオーブンは、キャンプにおいてなくてはならない存在となりました。
そこで、どのダッチオーブンにしようかと迷われているあなたに、ぼくが愛用するユニフレームのダッチオーブンの良さをご紹介します!
ユニフレームのダッチオーブンを使うと、料理の幅も広がり、もっとキャンプが楽しくなること間違いなしです!

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Contents
ダッチオーブンにユニフレームが選ばれる4つの理由
ご存知のとおり、ダッチオーブンには様々な種類がありますが、ここでは一般的な鋳鉄製のものや、ステンレス製と比較して、ユニフレームが出している鉄板製の特に押さえるべきポイントをご紹介します!
コーティングされているためサビにくい!
ダッチオーブンには鉄製とステンレス製の2種類がありますが、料理の美味しさの決め手となる熱伝導率は鉄製の方が高いですし、焦げ付きにくさも鉄製に軍配が上がります。
これに加え、値段的にもステンレスの方が倍ぐらい高いので、多くの人が鉄製のダッチオーブンを使っています。
しかし、この鉄製のダッチオーブンの問題点といえば、なんといっても「サビ」なんです。
鉄製の中でも一般的な鋳鉄製の場合、少し油断するとすぐにサビが発生してしまいます。
以前、友達とのキャンプでダッチオーブンで料理を作ってもらったことがありました。
お酒を飲みつつ料理を食べ、大盛り上がりで夜も更けてきたので、「片付けは明日の朝するか!」となって、何もせずに寝てしまいました。
すると翌朝ダッチオーブンの中を見ると、わずか一晩で赤サビだらけになっていました。
少しでも放置すると、すぐにサビが発生してしまうのが鋳鉄製のダッチオーブンなのです。
一方で、ユニフレームのダッチオーブンは、酸化皮膜で表面がコーティングされているため、サビが発生しにくくなっています。
そもそもサビが発生するメカニズムですが、鉄などの金属表面が空気に触れることにより、酸素と反応して自然発生するとされています。
ユニフレームのダッチオーブンは、鉄板の表面を酸化皮膜で保護しているため、空気が鉄板に直接触れるのを妨ぎ、サビにくい仕組みなのです。

一枚の鉄板からできているのでとにかく強い!
鋳鉄製も強いのですが、落とした時の衝撃や急激な温度変化があれば割れる事があります。
その点、ユニフレーム製は一枚の鉄板に圧力を加えながら加工しているため、衝撃や温度変化でも割れにくいタフさを持っています。

食器用洗剤でゴシゴシ洗える!

鋳鉄製のダッチオーブンは、油をしみ込ませ馴染ませることで良いダッチオーブンになっていくため、鋳鉄製ダッチオーブンが好きな人は、このようにしてダッチオーブンを育てていきます。
そのため、洗剤を使って洗ってしまうと、これまで頑張って育ててきたダッチオーブンの油分を一瞬にして取り除くことになりますので、鋳鉄製のダッチオーブンでは、絶対にやってはいけない事とされています。
洗うのに洗剤を使えないため、鋳鉄製のダッチオーブンの使用後には「お湯を沸かしては捨てる」という作業を何度も繰り返す面倒な手順が必要になるのです。
さらに、常に油が馴染んだ状態ですので、触るとぬるぬる感があり、本当にきれいになっているのか不安もあります。
一方でユニフレームの鉄板製の場合、そもそも油がしみ込むわけではありませんので、洗う際は食器用洗剤で洗い、「つるつるピカピカ」の状態にしても問題はないのです。
洗った後にこの状態になっていると確実にきれいになっていることが実感できるので、鋳鉄製と比べると清潔感と安心感が違います。

蓋も鉄板として利用できる!
ユニフレームのダッチオーブンは鍋だけではなく、蓋も鉄板として利用する事ができます。
カセットコンロの上に蓋を裏返しにセットして使いましょう!
あくまで蓋ですので鉄板としては小さいのですが、鉄板を使うとフライパンよりも均一に熱が入るため、ちょっとした本格鉄板料理が可能です。
ちなみにぼくのオススメはナスやズッキーニ、トマトなんかをオリーブオイルを使って鉄板で焼くだけというシンプルなものなんですが、それだけでもめちゃくちゃ美味しくいただけます。

使う目的に合わせてサイズを決めよう!
ユニフレームのダッチオーブンは6インチから12インチまで、2インチ刻みで4つの大きさから選ぶことが可能です。
![]()
(ユニフレーム公式HP製品情報より)
大きさを決める目安ですが、「何人でキャンプに行くことが多いか」で決めるとちょうど良いかと思います。
大きさ | 人数 |
6インチ |
ソロ |
8インチ |
1~2人 |
10インチ |
4~6人前後、1~2家族 |
12インチ |
6人以上、2~3家族以上 |
我が家は4人家族なので10インチのダッチオーブンを使っていて、家族だけで使う分にはちょうど良い大きさと感じています。
他の家族と一緒に行って人数が増えた時でも、他にも料理があるので10インチでもなんとか足りていますが、ダッチオーブンの料理をメインにするのであれば、もうひと回り大きな12インチが欲しくなりますね。
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たったこれだけ!ユニフレームダッチオーブンのメンテナンス方法

ユニフレームのダッチオーブンですが、使用後のメンテナンスが3ステップだけで非常に簡単です。
- 洗剤を使ってきれいに洗う
- しっかりと乾かす
- 乾いたら全体に食用油を塗る
以上!
めちゃくちゃ簡単ですね。
これさえちゃんとやっておけば長期間使えますので、メンテナンスを怠らない様にしてください!


ユニフレームのダッチオーブン購入時はこれも買っておこう
ユニフレームのダッチオーブンを買った時の付属品は、ダッチスタンドと底網だけです。

しかしこれだけでは、炭火での料理中に「蓋を触ることもできないぐらい熱い!」という状態になり、正直料理になりませんので、これから紹介する5つのアイテムについても同時に買っておくことをオススメします!
また、これらは実際にぼくも使っているアイテムですが、「買わなくてもよかったな」と思ったことは一度もありません。
むしろ最低限必要なアイテムで、現在進行形で使っていますので、ダッチオーブンを購入する際は、同時に購入することを検討してみてください。
火傷から手を守ろう!キャンプグローブ

キャンプグローブとは革製のグローブ(手袋)のことをいいます。
熱にとても強いので、BBQやダッチオーブンといった炭などを扱う際には火傷防止のために着用しましょう。
使い勝手抜群!リフター

キャンプグローブにも限界はあるため、着けていてもアツアツの蓋を持ち上げることは出来ません。
そこで活躍するのが、蓋に引っかけて持ち上げるためのアイテムであるリフターです。

たまに、「ペグでいいやん!」みたいな人もいますが、火傷や、蓋を足に落としてケガしてしまう危険性もあるので、ペグを用いて蓋を開けたり、取っ手を持ったりするのはやめましょう!
これでピザも失敗知らず!底上げネット

「ダッチオーブンでピザを焼くなら必須」ともいえるアイテムが底上げネットです。
ぼくはダッチオーブンでピザをよく焼きますが、この底上げネットは、上下からの熱を均等に伝えるために、ダッチオーブンのちょうど真ん中の高さにビザを置けるよう計算されているので、上下均等に熱が伝わり、美味しく焼けるのです。

これがないと鍋底との距離が近すぎるため、表面はうまく焼けたように見えても裏が黒コゲとなったり、逆に裏はちょうど良くても表面が焼けていなかったりする原因となります。
ピザを作る人は買っておくことをオススメします!
移動も保管もこれ一つ!しっかり収納 ダッチトート
ダッチオーブンは裸のむき出しの状態で持ち歩けると思っていませんか?
もちろんそのままで持ち歩くことは可能ですが、ベストな方法とは言えません。
その理由はいくつか挙げられます。
- ダッチオーブンの取っ手は金属製なので、トートの布製の取っ手と比べて持ちにくい。
- いくら強いとはいえ、裸のまま落とすと衝撃が直接伝わり、破損の原因となる。
- 雨や子供の水遊びで濡れる可能性がある。
- メンテナンスで鍋に塗った油が、いろんなものについてしまう可能性がある。
これらを防ぐためにダッチオーブン専用の収納袋であるダッチトートを使いましょう!
これで完璧!ダッチオーブンに残った焦げ付きをきれいに除去!ダッチスクレイパー

ダッチオーブンでの料理は、炭の上で長時間火にかける事もあるため、どうしても鍋の一部が焦げ付くことがあります。
その焦げ付きがダッチオーブンにこびりついて、たわしでゴシゴシ擦っても取れない事も珍しくありません。
しかし、取れないからといって放置してはいけません。
実はこのこびり付いた焦げ付きもまたサビの原因となるのです。
使い終わった後は、なべ底や周りについた焦げ付き等の付着物はしっかりと除去しましょう。
そこでオススメなのが、ユニフレームのダッチオーブン専用のダッチスクレイパー(へら)です。
このダッチスクレイパーは付着物をきれいにこそぎ落とすために作られており、へら部分につけられている角度が絶妙で、力が伝わりやすい設計になっています。

これでガリガリやって、付着物が残らない様にしましょう。
「そんなにガリガリやって、ダッチオーブンに傷が付かないの?保護膜は剥がれないの?」というご心配の声が聞こえてきそうですが、それは大丈夫です。
先端の幅を狭くしたり、端に丸みを帯びさせる工夫がされており、よほどのことがない限り傷つくことはないでしょう。
ぼくのダッチオーブンも、このスクレイパーを使ったせいで傷ついた事は一切ありません。
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まとめ
一般的な鋳鉄製のダッチオーブンと比べ、ユニフレームのものは強く、サビにくく、更にメンテナンスが楽ですので、多くのキャンパーが使っている理由がよくわかります。
鋳鉄製のダッチオーブンにも当然良さがありますが、初心者やぼくのような怠け者からすると、なかなかハードルが高いように思います。
ダッチオーブンデビューをしてみようと思っている方には、是非ユニフレームをオススメします。