人気の若杉高原おおやキャンプ場を当ブログで徹底解説!

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2020年春、若杉高原おおやキャンプ場でキャンプをしてきました。

このキャンプ場は予約サイトなっぷでもかなり評価が高いため、前から気になっていて、今回ようやく行けました。

今回はこの若杉高原おおやキャンプ場の様子について詳しくご紹介します。

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若杉高原おおやキャンプ場の基本情報

名称:若杉高原おおやキャンプ場

所在地:兵庫県養父市大屋町若杉99−2

電話番号:079-669-1576

区画:絶景区画サイト(7区画)、星空デッキ☆サイト(6区画)、こもれびの森サイト(9区画)、星空区画サイト(7区画)、星空テントサイト(テント25張)

チェックイン/アウト:13時(星空テントサイトは9時)/12時(絶景区画サイトは10時)

料金:シーズンやサイトにより異なる。

ごみ:分別後可能

チェックイン時間はサイトにより異なりますが、星空テントサイト以外は13時からチェックインが可能となります。

お昼をキャンプ場で作るのが難しいため、養父でランチを食べてから向かうか、或いは早めに行きたい場合はスーパー等でお弁当やお惣菜を買ってから行くというどちらかのパターンになるでしょう。

当キャンプ場は標高が700mと高いため、平地より温度が低いです。

左がキャンプ場、右が養父市の4月初旬の昼間の気温ですが、気温が5℃も異なります。

この事を踏まえた上での、準備が必要ですね。

料金についてですが、シーズンにより異なる設定となっていますので、行こうと思っている日がどのシーズンに該当するかを確認しておきましょう。

出典:若杉高原おおやキャンプ場

上記の金額に追加して、小学生以上は1人当たり入山料が別途500円追加で必要となりますので、トータルの金額は周辺と比較すると高めの印象です。

MAP&アクセス

大阪からのアクセスは中国道、舞鶴若狭自動車道、北近畿豊岡道を通り2時間半程度の距離感です。

最寄りICは八鹿(ようか)ICですが、買い物するには養父ICを利用するのが良いでしょう。

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キャンプ場の施設を詳しくご紹介!

管理棟

キャンプ場に到着し、入ってすぐの第1駐車場に駐車すると、道の向かいに管理棟があります。

まずは管理棟にあるカウンターでチェックインを済ませましょう。

スタッフの方は丁寧で、印象はとても良かったです。

チェクインの時間はきっちりしているため、早く着いたら少し待つことになります。

支払はPayPayでも可能です。

ぽい
キャッシュレスが進んできて、便利になってきたものです!

チェックインが完了すると注意事項が掛かれた案内とゴミ袋を2枚、星座早見表がもらえます。

今回は星空デッキサイトを利用したので、専用ペグもチェックイン時に受け取りました。

その他管理棟では、薪や炭を初めとして、ちょっとした遊び道具からお菓子・アイス、氷まで売っています。

トランポリンとそりのレンタル申し込みもここで行います。

サイト

若杉高原キャンプ場には5つの種類のサイトがありますので、ここではそれぞれについて、ぼくが見てきた様子をお伝えします。

絶景区画サイト

絶景区画サイトは当キャンプ場の目玉で、上下左右に視界が広がる絶景ポイントに区画が位置しています。

その為、解放感は抜群でとても気持ちいいです。

その分料金も一番高いのですが、それでも人気があり予約が取りづらいサイトです。

今回この区画を使っていないのですが、実際に全てのサイトからの景色を比較してきました。

これは1~4番の区画からの景色です。

5~7番で同じ景色を見ようと思うとこうなります。

下の部分の景色を切り取られてしまうため、少し解放感に欠けてしまいます。

絶景区画サイトを利用して、絶景を楽しみたいのであれば、予約時に1~4番をリクエストすることをおすすめします。

区画の広さについてですが、絶景区画サイトは値段が高いだけあって、区画もかなり広いです。

区画は縦長で、写真の様に車・テントがあっても更に余裕があるほど広く、正確な長さは測定していませんが、ぼくの足で30歩程度ありました。

ぽい
上記を読んだ後で、想像より小さい場合は、ぼくの足の短さのせいですね(泣)

また、それぞれの区画に最近電源が設置されたとスタッフさんが教えてくれました。

電源があることでキャンプの幅が広がりそうです。

星空デッキ☆サイト

今回、ぼくが利用したのはこの星空デッキサイトでした。

2019年の台風で一度吹き飛ばされてなくなったらしいのですが、2020年春には復活しています。

他のサイトより一段高い場所にあり見晴らしがよく、おしゃれなウッドテラスで好きな音楽でも聴けば、まるでグランピングの様な雰囲気です。

我が家ではBOSEのBluetoothスピーカーを使っているのですが、音質の良さや迫力、電池の持ちもいうことありません。

車はデッキのすぐ近くに駐車することが可能です。

但し、HPにも書いてあるのですが、4WD車のみがサイト横への駐車が可能となります。

実際にぼくが利用した日は全ての区画が埋まっており、それぞれに車が止められていましたが、4WDではなく前輪のみが動くFF2WDが止められていました。

夜から朝にかけて雨が降りぬかるんでいたこともあり、朝2WDの車をいざ動かそうとしたところ、スリップを起こしてしまい全く出られない事態に。

最終的にはタイヤの下に木材やら何やらを敷き詰めて、最後は周りの数人の人力で押し、何とか脱出できました。

ぼくはエクストレイルに乗っており、駆動が4WDなので、なんともありませんでしたが、他の区画で2WDの方については例外なく全てスリップしていました。

それ程ぬかるみやすい土地ですので、4WDでない車は下の駐車場に止めるなり、十分に気を付けて下さい。

次にペグ事情についてですが、星空デッキサイトは地面に直接ペグダウンするわけではないため、チェックイン時に専用ペグがもらえます。

専用ペグをテントに取り付けて、しっかりと固定しましょう。

また、ぼくはテラスを最大限広く使うために、テントを極限まで端に設置しました。

専用ペグが使えないぐらい端にしましたので、この場合はデッキを越えて地面にペグダウンしましょう!

我が家ではランタンを使う際は、スノーピークのパイルドライバーというランタンスタンドを使い上から照らしています。

パイルドライバーは土にグサグサ打ち込むタイプなので、デッキサイトには確実に向いていません。

ぼくと同じようにパイルドライバーを使っている場合、このように柱に括り付けるのが良いかもしれませんね。

焚火は当然直火ではできませんので、備え付けの鉄板を下に敷いて、更にはたき火台を使用して楽しむようにしましょう。

星空デッキサイトは斜面に鉄パイプと木材で固定しているサイトです。

走ったり、どかどか歩いたりすると、そんなに気になることは無いかもしれませんが、微妙に揺れを感じることがあります。

星空区画サイト

星空区画サイトは平らな場所で区画になっているサイトです。

このようにロープで区切られています。

サイト幅がそんなに無い分縦に細長く、面積は広めの印象です。

スキー場の中でも平らな場所に設定されているのが嬉しいポイントです。

星空テントサイト

これまで紹介した区画サイト以外は全て星空フリーサイトとなります。

基本的に平らな場所は少ない印象です。

平らな場所が全く無いわけではないのですが、ほとんどが坂になっているため、その場合は設営の仕方でカバーしましょう。

寝る際に頭が下がるとつらいので、頭が上にくるよう方向を考えて、テントの向きを決めましょう。

フリーサイトの良さは区切りが無いことに尽きます。

この良さを活かして、解放感たっぷりなサイトにしちゃいましょう!

炊事

管理棟とリフト近くに流し台があります。

洗剤やスポンジはありませんので、持参しましょう。

流し台は古く、値段の割には高規格という感じはしませんでした。

かまど類はありません。

チェックアウト後無理を言って、炊事場にある共用部分のテーブルを使わせてもらい、カップラーメン等の簡単な食事をさせてもらいました。

チェックアウト時間が12時で、でもまだもう少し遊びたいという時は、こういう風に使わせてもらえると本当にありがたいですね。

トイレ

食堂とリフト近くにあり、トイレはひろい印象です。

サイトに近いリフト近くのトイレは、見た目も古いため、食堂の方がキレイかなと思いきや、トイレの中は同じような感じでした。

ただ、スキー場なだけあり、個室も多く、便座が温かいのは◎でした。

入浴施設

キャンプ場の中に入浴施設があります。

今回はコロナ真っただ中でしたので、お風呂は遠慮しておきましたが、敷地内にあるとすごく便利で助かりますね。

若杉高原温泉

料金:大人600円、こども400円

営業時間:15:00~19:00

ゴミ捨て場&灰捨て場

このキャンプ場はゴミ捨てが可能で、リフト近くにゴミ捨て場があります。

チェックイン時に分別の方法が書かれたゴミ袋がもらえるため、分別して捨てることが可能です。

キャンプ場での遊び方

そり遊び

ここは元々がスキー場ですので、そりを持参していれば無料で遊ぶことが可能です。

持ち運びに便利な小さめのそりを持っている方が多いですが、このタイプは滑りが悪いですね。

ということで、思いっきり楽しむためには大型のそりを用意しておくか、管理棟でレンタルしましょう。

レンタルの場合夕方5時まで可能で、レンタル代が一日600円となっています。

こどもは翌日も絶対借りたいと言うので、その場合2日間の料金となりレンタル代で合計1,200円となります。

普通にネットで購入すると1,000円以下で買うことができるので、何度も使うことが想定され、車の積載も問題なく、家の保管場所にも困らないということであれば、事前に買っておく方が絶対お得です。

そりはチェックアウト後も遊べますので、思いっきり遊んでから帰りましょう!

ちなみに、そりに水を付けると速さが増します。

そり遊び場には写真の様に水がセットされてありますので、速さを求める場合は使ってみてください。

小学生でもバンバン使って遊んでいるぐらいですので、気軽に試してみて大丈夫なレベル感です。

トランポリン

ここでは20分500円でトランポリンを借りることが可能です。

人単位で借りるわけではなく、トランポリン単位で借りるので、「よその子どもにぶつかったらどうしよう」といった心配をする必要がなく、思いっきり遊ばせることができます。

我が家の娘はトランポリン教室に通っているのですが、本格的なトランポリンと比較すると跳ねがたりないとの事でした。

ただ、そう感じるのは何かしらの技をしようと思った時だけなので、普通に跳ねる分には、大人も子どもも十分に楽しめます

天体観測

残念なことに、夜曇って星空が全く見えなかったのですが、星空がものすごく綺麗という話です。

光が届かないスキー場の上の方まで行くと、かなりきれいに見られるようで、これを楽しみにキャンプに行く方も多いとか。

チェックイン時に星座早見表がもらえますので、それを使って星座を見つけたり、自分で星座を想像したりするのも楽しいでしょうね。

今回はありませんでしたが、シーズンはリフトに乗って上まで行き、星を見ながら夜の散歩をするツアーもあるとの事です。

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周辺情報

スーパー&ホームセンター

養父市のYタウンでは、マックスバリューとコーナンが隣同士なのでめちゃくちゃ便利です。

マックスバリューの品揃えは当然問題なしで、ここでキャンプの食材の準備をしてもOKです。

区画サイトではチェックインが昼からのため、ここで弁当を買っていくのも良いでしょう。

コーナンでは入り口に薪と炭が置いてあります。

キャンプ場で購入するよりも安く、これだけでも十分なのですが、アウトドアギアがかなり豊富でした。

また、4月なのに花火も置いていましたよ。

道の駅 ようか

IC下りてキャンプ場に向かう途中に道の駅八鹿(ようか)があります。

この辺りは但馬牛と八鹿豚が有名で道の駅にもいろいろな加工品が売っていました。

また、山椒も有名で、伝統的な山椒の佃煮から山椒ジェノベーゼソースといったおしゃれな物までいろいろ置いてあります。

パクチーやルッコラ等のおしゃれな野菜もあり、見るだけでも結構楽しいです。

これらの食材をキャンプで使って、一風変わったキャンプ飯にしても面白いかもしれませんね。

それと、ここの道の駅には足湯があります。

お湯はぬるめですが、キャンプの後なんかは足だけでも浸かるとすっきりすること間違いありません。

大桜

養父市には樹齢千年といわれる樽見の大桜というのがあります。

満開の時期に近くを通りかかり、行ってみようかとその場のノリで行ってみたのですが、コロナ自粛の影響で人は少な目だったようです。

とはいえ、駐車場には停められない程の車の量でしたので、路駐して向かいます。

ちなみに人が多いことを想定してか、警察の方もいましたが、駐車違反等はありませんでした。

駐車ポイントから400m程歩いて駐車場まで上がり、その駐車場から更にけもの道で400m登ると大桜まで到着するという道のりでした。

ちょろっと寄ったつもりでも、山道を上がっていくので意外とハードでしたね。

さすがに1000年の樹齢を誇る木です。

周りと比べても存在感が違いました。

まとめ

今回行ったのは、4月で桜も咲き温かくなってきた時期でしたが、さすがに高原だけあって寒かったです。

夜、雨が降ったのですが、翌朝起きると普通に凍っていましたし、雪もチラホラという感じでした。

ぽい
高原はなめると危ないことを再認識しました!

一方で、スキー場の全体を見渡せる感じが、まさに大自然に囲まれている感じがあり、解放感たっぷりで都会の喧騒を忘れることができる良いキャンプ場でした。

今回星空デッキサイトを利用しましたが、このサイトでは普段のキャンプとは少し異なりグランピングの様なちょっとリッチな感じを味わえます。

そのリッチな感じに更に特別感を演出したい場合には、音楽がおすすめです。

Bluetoothのスピーカーを使い、好きな音楽を流せば、いつもとちょっと異なるキャンプに更に花を添えることができ、より特別感が増しますよ。

手軽にグランピングの雰囲気を味わうにはもってこいのキャンプ場といえます。

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