2020年3月の3連休、新型コロナ自粛の中、キャンプは外だから安全という神話も背中を押し、岐阜県揖斐川(いびがわ)町にある粕川オートキャンプ場に行ってきました。
このキャンプ場の一番の魅力は無料で使えるのに、ちゃんと管理されていて快適に過ごせることです。
今回はその粕川オートキャンプ場について、詳しくご紹介します!
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Contents
粕川オートキャンプ場の基本情報
基本情報
名称:粕川オートキャンプ場
所在地:岐阜県揖斐郡揖斐川町瑞岩寺
電話番号:管理棟なし
区画:区画サイト(17サイト)、フリーサイト
チェックイン/アウト:指定なし
料金:無料
ごみ:持ち帰り
粕川オートキャンプ場は無料のオートキャンプ場なので、かなり人気のあるキャンプ場となっています。
その人気の秘密は無料にもかかわらず管理がしっかりと行き届いており、清潔で快適な印象があるためです。
また、オートキャンプ場なのでサイトに車が横付けできるので楽なんですよね。
その為、週末や休みになると多くの人が利用しますので、少しごちゃついた感はありますが、静かさ等のこだわりが無ければ十分楽しめるキャンプ場です。
MAP&アクセス
最寄りICは関ヶ原となります。
インターを降りてから30分程度でキャンプ場まで行くことができます。
ナビでの設定は難しいため、Google Mapのナビで設定しておくと迷わず行くことができます。
キャンプ場を詳しく紹介
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出典:Google MAPより引用したものを加工
キャンプ場について
粕川オートキャンプ場はとても人気があるキャンプ場ですので、シーズンは土日等の休みになると常に込み合っています。
予約ができないため、場所を確保するには早いもの勝ちとなっています。
利用の際は早めに行っておかないと場所が無いなんてことにもなり兼ねませんので、早めに行って確実に確保しましょう!

初めてキャンプ場に行った時は、コメントの通り真夜中に到着したのですが、入り口が分からなくて迷ってしまいました。

ここからキャンプ場に入るのですが、写真の通り案内も無いので通り過ぎてしまう事もあります。

道路側から見たキャンプ場の駐車場とトイレですが、ここまでくると入り口を通り過ぎていますので、少し戻り入り口を探してください。
サイト情報
キャンプ場は区画サイトとフリーサイトの2種類があります。
区画サイト

区画サイトは全17区画からなるサイトで、キャンプ場のちょうど中心に位置しています。
区画サイトは競争が激しくいつも埋まっている印象です。
1家族だけであれば運が良ければ空いているかもしれませんが、2家族以上で、更には並びで使うことはほぼ不可能でしょうね。
区画サイトが人気の理由は、自分たちの空間が確保できるだけでなく、キャンプ場の中心でトイレにも近かったり、川の音も小さかったりと、キャンプ場の中で一番条件が良いからです。
期待しないながらも狙っていき、空いていたらラッキーぐらいのスタンスで臨むと使えなくても失望感は無いでしょう。

地面は、草、砂がメインでそんなに固くもなさそうでした。
通常のペグがあれば十分でしょう。
サイトの広さですが、ちゃんと測っていないので正確には分かりませんが、そんなに大きくはない印象です。
1家族でギリギリという感じでしたので、2家族で1区画を使うのは無理がありそうです。
フリーサイト

フリーサイトは区画サイト以外のすべての場所となります。
いつもぼくは、このキャンプ場では複数家族でキャンプをしているので、区画サイトにはありつけず、いつも一番奥のゾーンにテントを張っています。

奥の方のメリットは複数家族で並んで使うことができることですが、デメリットとしてはトイレまで遠い、水の音がうるさい等があります。
ただ、水の音がうるさいのですが、一方でぼくはいびきがヒドイらしいので、水の音にかき消されている気がして少し気が楽というのもあります。
地面は硬く、ブロックが敷き詰められた様な感じになっていますので、いかにも人工的という感じです。
自然を感じたい人には物足りないかもしれません。
また、ペグはブロックの合間を縫って打ち込むことになりますが、地面がなかなか固いんですよね。
ということで、硬めの鋳造ペグがおすすめです。

我が家ではスノーピークのソリッドステークを使っています。
しっかりとペグダウンして安全に張りましょう!
トイレ

トイレの場所はキャンプ場入り口の駐車場に位置しています。

男子トイレは洋式・和式各1つあります。
無料にしては綺麗な方で、臭いも無く普通に使えます。
炊事施設
ここのキャンプの残念な部分の1つですが、ここには流し等の炊事施設がありません。
つまり、食後にお皿を洗うことができませんので、洗わなくて良い方法を考えておく必要があります。
使い捨ての皿や箸にしたり、更にラップを敷いてから使ったりと工夫を凝らし、今こそキャンプでのたくましさを発揮しましょう!
ここは炊事施設はありませんが、天然水の水汲み場があります。

生水ですので、飲む場合は一度沸騰させて殺菌する必要があります。
ここの水は人気があるらしく、遠くから水を汲みにだけ来ている人も何組か見かけました。
ここでは洗い物はできませんので、注意してください。
ゴミ捨て場
もう1つ残念な部分があるのですが、それはゴミ捨て場が無いということです。
ゴミ捨て場が無いのは百歩譲って我慢するとしても、灰捨て場も無いんですよね。
これが結構厄介なんですよね。
キャンプの醍醐味と言えば、やはり焚火やBBQになろうかと思いますが、手軽に捨てる場所が無いのです。
灰もゴミとなるので持ち帰りが基本となりますが、燃えている状態では当然持ち帰れませんので、完全に消してから持ち帰ることになります。
これを解決するためには、火消壺なんかがあると効果的です。
これがあると、いつでも完全に消化できちゃうので、何も気にせずたき火やBBQができちゃいますよ。
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粕川オートキャンプ場での遊び方
遊泳
今回は3月だったのでまだ泳ぐ季節ではなかったのですが、水がかなりきれいなので、夏場は冷たい水で泳いで楽しむことができます。

但し、至る所に「気を付けて」という看板があるので、水難事故にあわない様に十分に気を付けて下さい。

特に小さなこどもと一緒のファミキャンでは、こどもが知らない間に水の近くに行っていることもありますので、必ずライフジャケットの着用といった対策をお願いします。

なんとヌートリアにも遭遇しました。
ポケGO
キャンプ場には駐車場とその外の水汲み場にジムが合計2つあります。
また、少し歩けば更に2つのジムがありますので、散歩ついでにバトルを仕掛けてみても良いでしょう。
キャンパー同士で盛り上がるかもしれませんよ!
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出典:みんポケ
たき火

たき火は寒かろうが暑かろうが、気温に関係なくいつでもやりたいなと思っています。
その燃料となる薪ですが、粕川オートキャンプ場では、すぐ近くに山があるので好きなだけ拾えます。
今回、ぼくはバローホームセンターで購入したのですが、その後山でたっぷり拾えたので、結局使うことはありませんでした。
キャンプ場周辺施設
岐阜のマチュピチュ
岐阜出身の友人から聞いたのですが、粕川オートキャンプ場からすぐのところに、岐阜のマチュピチュと呼ばれる場所があります。
今回、残念ながら行くことができなかったのですが、雄大な景色が望めるということで、一見の価値はありそうです。
「岐阜のマチュピチュ」という看板見つけ半信半疑で行ったら意外とマチュピチュ。 #天空の茶畑 pic.twitter.com/ebsX9hi2i1
— mizmiz (@mizmizzeiss) February 14, 2019
Valor(スーパー・ドラッグストア・ホームセンター)
キャンプ場からの最寄りのスーパーとしてバロー池田店があります。

大きいスーパーですので、品揃えは抜群です。

また、スーパーバローに併設されて、同系列のドラッグストアとホームセンターもありますので、ここで何でも揃ってしまうので、急なキャンプで、事前の準備をそんなにしてなくてもここで全て揃えることが可能です。

スーパーにもホームセンターにもアウトドアグッズが置いてあります。

薪もいろんな種類が置いてあり、どれを使うか迷っちゃいますね。
細い薪だけだとすぐに燃え尽きてしまいますので、太目の薪を購入し、細いのはキャンプ場で調達するというのがよさそうです。

また、スーパーにはトイレもあるので、キャンプ場のトイレがどうしても嫌という方は、スーパーに来たついでにここで出し切っておきましょう(笑)
道の駅 池田温泉
写真が少し前の家族写真しかありませんが、雰囲気が分かればと思いあえて使ってみました。
この道の駅では足湯が楽しめるので、キャンプの疲れも癒してくれます。
また、ぼくが行った時はポン菓子の実演販売や、バームクーヘンの切れ端セールなんかもやっていて、家族みんなで楽しめる道の駅でした。
道の駅の斜向かいには、本格的な入浴施設もありますので、ここでキャンプの疲れを取ってから帰るというのもありですね。
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まとめ
無料で利用できる粕川オートキャンプ場はしっかりと管理がされており、快適に過ごすことができますが、そのコストパフォーマンスの高さから、場所取り等の競争の激しさは否めません。
ここで心地よく過ごすには、競争に勝ち抜くために誰よりも早く到着すること、あるいは人がテントを張らない場所を見つけることが肝となりますので、事前にどちらでいくかを決めておくことが大切です。
また、管理されている無料のキャンプ場という意味では、ここはとても貴重なキャンプ場といえますので、このまま利用し続けることができるように、ゴミや灰などは必ず持ち帰るといったマナーを守り、きれいな粕川オートキャンプ場をみんなで作っていきましょう。